男と女「話が通じない」であきらめないで

「自分と同じ」と思うからトラブルに

 女と男はなぜすれ違うのか? なぜ話が合わないのか? あの人はいったい何を考えているのか? どうしてあんなことを言ったのか? この連載では、今、職場で起きているリアルな「女と男の探り合い」を、社会心理や生声エピソードなど、さまざまな視点からひもといていきます。

ワークショップから見えてきたもの

男と女はわかり合えるのか(写真:アフロ)

現在、最新刊『察しない男 説明しない女 男に通じる話し方 女に伝わる話し方』をベースにした、コミュニケーションのワークショップを都内各所で展開しています。

ワークの冒頭では「あなたのコミュニケーションタイプは、男寄りか、女寄りか」ということを、簡単なリストでチェックします。それは、

・人から褒められるときは「すごい!」と言われたいか、「さすが!」と言われたいか

・仕事上のトラブル、まずは上司に報告するか、仲のいい同僚に相談するか

・得意なのは、プレゼンとブレスト、どちらか

など、14項目の質問に答えてもらうというもの。

結果を見ると、多くの参加者は自分の性別どおりのコミュニケーションタイプになるのですが、中には、男性でも女寄り、女性でも男寄り、の人が必ず一定数現れます。

この連載ではこれまで、男と女のさまざまなステレオタイプを見てきたわけですが、当然、すべての男が「論理的で、縦の人間関係を好み、目的重視の会話をしたがる」というわけではありませんし、すべての女が「感情的で、横の人間関係を好み、共感重視の会話をしたがる」わけでもありません。

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