結局のところ、男とか、女とか、論理的とか、感情的とか、そういった分類は単なるツールにすぎません。
要は「自分とはまったく違う考え方・話し方の人が、世の中には存在する」ということ。
性別に限らず、あなたにとっての常識は、相手にとっての常識ではない可能性が、十分にあるということ。
ならばどうするか?
「自分とは違う人」と一緒に働くには?
もちろん簡単なのは「同じ人とだけつるむ」という選択。効率的ですし、話は早いし、ストレスもたまらない。ですが、実際のビジネスの現場ではそうもいきません。
さらに言えば、勝手に「あなたと私は同じ」と思い込んで話を進めようとするから、行き違いや誤解が生まれ、思わぬトラブルにつながるのです。
望ましいのは「違う考え」の存在を認め、面倒くさくても話し合い、時には相手に合わせて、粘り強く合意を形成していくこと。つまり「話なんて通じない」前提で、コミュニケーションに向き合うことが大事。
先ほどの中学生の例ではありませんが、人間ではない相手とイチから言葉を交わすようなエネルギーと初心が、対人コミュニケーションにおいては欠かせないのです。
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