ですが実際にそうした「性別とは違うコミュニケーションタイプ」の人がいることが明らかになると、会場はちょっとした驚きに包まれます。
さらにワークでは、そのタイプごとにチームに分かれてもらうので、がっしりとした体格の営業マン男性が、瀟洒で可憐な女性たちに混ざっているのは、なかなかに興味深い光景です。
「男のくせに覇気がない」とか「女のくせに気が回らない」とか、あるいは「今年の新入社員は優柔不断で男らしくない」とか「うちの役員は女だから感情的で困る」とか、そういったことを表立っては言わないものの、心の底で思っている人は少なくないでしょう。
ですが実際には、男だけれど繊細な人や、女だけれど勝利至上主義の人は当然いるわけで、そうした違いをそのまま認めて一緒にやっていくことが、チームワークには欠かせません。
異性と話すのは犬と話すのと一緒!?
最近、読んだ西原理恵子のマンガの一節に「中学生の息子が『女と話すのは犬と話すのと同じ(それぐらい不可解)』とぼやいてる」というものがありました。
実際には、多くの男性も同じようなことを思っているかもしれませんが、これは中学生だから許される話であって、社会人・企業人ともなれば、そうもいきません。
もちろん逆に、女性のほうから「男心がわからない」という相談を受けることもしばしばです。
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