仮屋薗:あとはわれわれVCも業界としての新しいスタンダートをつくるべく、レベルアップを図ったほうがいいですよね。
伊佐山:日本のベンチャーキャピタル業界とアメリカのベンチャーキャピタル業界とでは、迫力がまるで違います。僕はNVCA(National Venture Capital Association)メンバーでもあったので、総会などに行くでしょう。すると大統領や有名な人も来て、ものすごく前向きにイベントとして盛り上がるんですよ。
日本の場合、盛り上がりのレベルはまだ低い。僕は日本のVC協会も、情報の発信力や人の巻き込み力を強化して、もっとステータスを上げる段階に来ていると思います。
従来のやり方だと、ただなんとなく続いていて、誰かに言われたから幹事を引き継いちゃった、みたいな感じになる。そんなことをしていてもしょうがない。多少は今までの経験を活かすのであれば、われわれにできることは共有していきたいですね。
VCが協力し合えることは多い
仮屋薗:まったく同感です。そうですね、われわれの経験を生かしてほしいですよね、せっかくなら。
倉林:ぜひお二人のような方がどんどんアクティブにやっていただけると、またそれにつられて皆さん、アクティブになると思います。
仮屋薗:私たち自身、独立系VCとして孤立無援の時代もありましたが、VC協会でも一肌脱いでくれた方がいて、今、少しずつですが協力を始めています。
倉林:僕たちが一緒にやらなきゃいけないでしょうね。
伊佐山:ぜひともがんばりましょう。よろしくお願いします。
(構成:長山清子、撮影:梅谷秀司)
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