というわけで、不肖私が、一足先にその世界に足を踏み入れた経験を踏まえ、サルでもできる、この「地下経済」へアクセスするコツをお伝えしております。
これまで説明してきたことをざっと復習しますと、スタートはまずは「あげる」ところから! 間違っても「もらう」から始めちゃダメですよ! そこを間違えると幸せどころか不幸を招く危険性が非常に高い。
とはいえ、あげるったってじゃあいったい何をあげればいいのかと迷う方も多いかもしれません。でも大丈夫、あげるのは「モノ」に限らないのだ。まずはちょっとした言葉やお礼をマメに丁寧に言うだけでも十分なプレゼントになる……というところまで縷々書いてきたところであります。
で、本日はいよいよ、モノをあげる名人(プレゼント名人)になるための最大のコツですよ! それはスバリ、これだ!
相手をよく「見る」!
これは、いくら強調しても強調しすぎることのないポイントである。
前にも書いたが、誰かに何かを差し上げて喜んで頂くというのは、現代においては案外、というか非常に難しいことである。
我が親の世代であれば、みんなモノに飢えていたのでもらえるものは何でもありがたかったんだろうが、今や驚くほど多くの人が「断捨離」に励んでいるご時世。お気に入りのものですら必死に手放そうとしている時に、好みでもなく必要でもないものをもらってしまったら? それはもう単なるありがた迷惑であろう。
そんな迷惑な行動を積み重ねていたら、これから夢の「もらう生活」へとシフトしていくどころか、周囲の人に要注意人物として警戒されてしまい、今ある人間関係ですら崩れかねない。
なので先日、まずはモノでなく挨拶のプレゼントをするということをオススメしたのだが、それだけだとやはり広がりに欠けるのもまた事実である。
言葉をプレゼントすれば、お返しもまた言葉であるのが普通だ。もちろん、言葉を交わし合う知り合いがいるというのはそれだけでホッコリすることではあるが、私が熱くオススメする目標はあくまでも「もらう生活」である。
そう、もらって生きていく。暮らしに必要なモノの半分くらいはもらって調達する。それができて初めて、お金の呪縛から逃れることができる。
なので最初は挨拶から初めて、距離が縮まってきたところで次のステップ、すなわちモノを「あげる」ところまで無事に移行するのが今回の目標だ。それさえできれば、その先に、あなたもモノを「もらう」という世界が確実に待っているはずである。
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