2022年4月の入社を目指す就活生(以下、2022年卒生)は、開始から内定を得るまで「コロナ禍での就活」を強いられた。
最初から最後まで「コロナ就活」強いられる
1学年上の先輩たち(2021年卒生)は、夏のインターンシップはかろうじてリアルで参加することができた。しかし、2022年卒生はコロナ禍の就活が「当たり前」になっていた。インターンシップや選考をオンラインで実施する企業が多く、一度も会社を訪問することなく内定を得る学生もいた。また、自己アピールを考える際も学校でのサークル活動が制限されていて、「ガクチカ(学生時代に力を入れて頑張ったこと)」をどのように答えるか、苦労していた。
そうした前例のない就活を強いられた学生(2022年卒)は、どのような企業を選んだのか。それがわかるのが、文化放送キャリアパートナーズ就職情報研究所が行っている「就職ブランドランキング調査・後半」の結果だ。
ランキングは、同社の就職サイト「ブンナビ!」に登録する2022年春卒業予定の大学生や大学院生を調査の対象に行っており、今回は約1万1000人から回答を得ている。就活生の企業選びは、前半はあこがれやイメージが先行するが、業界研究や面接などを経た後半は、より現実的に企業を見る傾向にある。その違いを調べるために、前半、後半の年に2回の調査を行っている。今回はその「後半」の就職人気ランキングを掲載している(前半の結果はこちら)。
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