目標必達できる「ヌケ・モレない計画」作る7つの技 実は「ステーキの食べ方」とよく似ている
プロジェクトの目標を明確に決めたのに、なぜかうまく進まない。そんな経験はないでしょうか。プロジェクトは、未経験のことを未来の期限内に行うことであるため、プロジェクトを達成するには、目標だけでなく、しっかりとした「計画」を立てることも重要なのです。その方法について、プロジェクトマネジメントに詳しい伊藤大輔氏が解説します。
※本稿は『プロジェクトマネジメントの基本が面白いほど身につく本』を一部抜粋・再編集したものです。
目標を「実行しやすいサイズ」に細分化する
計画は、未来の目標と現状のギャップを埋める「ロードマップ」を描くようなものですが、計画を立てるうえでの最初のポイントは、①「目標を細分化する」です。
皆さんは300gのステーキが目の前に出てきたら、どのようにして食べるでしょうか。ほとんどの方はナイフで食べやすいサイズに切り、切ったステーキを順番に食べると思います。
同じようにプロジェクトの目標も1日では達成できませんので、目標を「実行しやすいサイズ」に細分化します。この実行しやすいサイズを「タスク」といい、それぞれのタスクに6W2Hを設定していきます。つまり、それぞれのタスクを、「いくらで」「どこで」「いつまでに」「誰が」「誰に対し」「どのように」「何を行い」「なぜ実行するか」などを考えるのです。これにより、詳細な計画をつくることができます。
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