転職&昇進「自分を高く売る人」のシンプルな発想 仕事力では差がつかない!「+α」でコレが必要

出世でも転職でも起業でも、押さえておきたいポイントは変わらないといいます(画像:RomK/PIXTA)
マーケティングの英知を「生き方」全般に生かすことを提唱する書籍『マーケターのように生きろ――「あなたが必要だ」と言われ続ける人の思考と行動』が、発売半年で5刷と好調だ。
本書の著者である井上大輔氏を自身のオンラインサロン「マーケ放送室」に招いたのが、DeNA出身のマーケター、西村マサヤ氏だ。西村氏は本書を「マーケティング思考で人生を変える方法が、圧倒的クオリティで体系化されている」と評する。
では、両氏が言う「マーケティング思考」は、ビジネスパーソンのキャリアにどのように役立てられるのか。本記事では、サロンで行われた両氏の対談の様子をダイジェストでお届けする。
会社で評価される人は何が違うのか
西村:井上さん、オンラインサロン「マーケ放送室」へようこそ。そして、ご著書『マーケターのように生きろ』の出版とヒット、おめでとうございます。
私のオンラインサロンでは、以前からマーケティング思考やマーケティングの知見を、人生にどう役に立てられるのか、どう生かすべきなのかについて情報発信をしています。
まさに井上さんが本の中で述べられていたテーマと重なると思いますので、いろいろとご教授ください。
井上:ありがとうございます。よろしくお願いいたします。
西村:今日は若手ビジネスパーソンの方が多く参加されていますので、そういった方向けに、最初に会社でのキャリアアップについて伺い、次に若手ビジネスパーソンの最大の関心事であろう、転職について話していこうと思います。
まずは、会社でのキャリアアップについて。マーケティングの視点から見て、何が重要でしょうか?
井上:外資系企業では、キャリアアップを決める要素について「PIE」という考え方を教わります。PIEとはPerformance(仕事の実力)、Image(印象)、Exposure(目立っているかどうか)の頭文字を取ったものです。
トピックボードAD
有料会員限定記事
キャリア・教育の人気記事