総務省が進める異能vation事業は、実に突飛な施策だ。国が"変な人"(奇想天外でアンビシャスな技術課題に挑戦する個人)を選んで金銭的な支援を行うというものだ。
特異な個性を潰すのではなく育てていくことで、アップルを創業したスティーブ・ジョブズのような人材を発掘することを目指す、というのが総務省の言い分。しかし、これを「極めつきの愚策だ」と、夏野氏は指摘する。「クリエイティビティーとかイノベーションとかそういったものとは対極にいる人々が選ぶ人が第2のスティーブジョブスになる可能性はほぼゼロと言えるでしょうね」。
この企画は週刊『夏野総研』とのコラボレーションにより運営しています。
ブックマーク
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
トピックボードAD
有料会員限定記事
ビジネスの人気記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら