VAIOは8月4日、長野県安曇野市の本社工場にて、ソニーの冠の付かない「VAIOブランド」のPC出荷式を行なった。いよいよ、本格的に新生VAIOが市場にお目見えする。
7月に新会社として発足したVAIOだが、経営陣はソニー時代からパソコン事業を率いてきた面々。事業規模の縮小により、生き残りを目指していく。
少し時計の針を巻き戻す。ファンドへの売却を含む事業再編を明らかにしたのは2月のことだが、果たしてこの決断は正しかったのか。夏野氏は「ソニーは巨額の赤字を出してはいるものの、豊富な内部留保がある会社。長らくやってきたがゆえにパソコン事業の構造改革をできないのであれば、10億円を払ってでも新しい経営者を連れてくればいい」と指摘する。
大企業が問題事業の再編に取り組むためには、まず何をするべきなのか。ソニーだけでなく、多くの企業にとって共通の課題といえそうだ。
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