「新生VAIO」はどんなPCになるのか

「4つのポイント」から大胆に予想

ソニーのロゴがない「VAIO Pro 11」

ソニーからスピンオフする「VAIO株式会社」が7月1日、船出した。同社の代表取締役・執行役員社長に就任した関取高行氏は、お披露目の記者会見の中で「PCの本質を追究し続ける」と語り、同社が「製品の強み」で戦っていくことを宣言した。

ただ現状、VAIO株式会社が成功するかどうか、行方を占うのは簡単ではない。同時に「VAIO Pro」「VAIO Fit」ブランドで3機種が発表されたが、完全な新機種ではなく、ソニー時代に発売していたVAIOのうち、短期的に需要が高いモデルに若干の修正を加えたもので、本当の意味での「新生VAIO」ではない。

言うまでもないことだが、製品で戦う以上、「新生VAIO」がどうなるかが、同社の行方を決める。執行役員副社長の赤羽良介氏も「最初の山をいかに越えるかが問題。そうすれば、色々な可能性が見えてくる」と話す。

新生VAIOの登場はいつか?

では、最初の山を越える製品はどのようなもので、いつ出てくるのだろうか。会見でのコメントから、製品の内容と方向性を予想してみよう。

VAIO株式会社のお披露目会見で、関取社長は、同社の方針を積極的に訴えかけた。だが、それが具体的にどのような製品になるか、ということについては、驚くほど口が固かった。製品化の時期も「年度末には」「年末には用意したいが……」などと口を濁しており、はっきりとしない。製品で驚きを与えたい、という前向きな思いと、部材調達や開発などの不確定要素があり明言を避けたい思いの両方があるのだろう。

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