「住みよさランキング2021」関東&北海道・東北編 千葉県で前回から大きく躍進した自治体は?

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人口は10.3万人。人口規模は県内中位にあるが、直近2020年の人口は3年前比で6.43%増加(全国5位)と、増加率が全国的に見ても極めて高い。

人口の減少が続く日本において、人口増加が続く自治体は数少ない。「快適度」の指標のうち「転出入人口比率」では偏差値の上限70となっており転入者は多い。

埼玉県内で1位となった市は…

残りの関東ブロック各県を見ると、県内におけるトップの入れ替わりはなかった。茨城県内はつくば市が1位。国の研究機関や筑波大学などがある学園都市だ。指標のうち「転出入人口比率」が1位、財政収入を財政需要で除した「財政力指数」は1.0を超えて財政に余裕があり、「快適度」と「富裕度」のスコアは高い。

栃木県内は、県庁所在地の宇都宮市が1位となっている。商業・金融機能が集積した北関東の中核都市だ。群馬県内は太田市が1位。SUBARUをはじめ自動車関連工場が多く、北関東屈指の製造品出荷額を誇る。宇都宮・太田市は、4視点のうち「富裕度」のスコアが高く総合順位の支えとなっている。

埼玉県内の1位は戸田市。「安心度」「利便度」の評価が低い反面、高スコアの「快適度(全国12位)」と「富裕度(全国11位)」が牽引して総合評価を引き上げている。順位を算出する指標には組み込まれていないが、公共交通機関の交通の便という面では、18㎢というコンパクトな面積の市に対して、池袋・新宿・渋谷など都内繁華街を結ぶ埼京線の駅が3駅もあり、都内へのアクセスが良い。

神奈川県内は鎌倉市が1位。閑静な住宅地でも知られ「快適度(全国28位)」と「富裕度(全国19位)」のスコアが高い。指標のうち「食料品小売店数」と「個人所得」がともに偏差値上限の70を獲得している。

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