「住みよさランキング2021」関東&北海道・東北編 千葉県で前回から大きく躍進した自治体は?

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北海道・東北ブロック3位の盛岡市(岩手)は岩手県の県庁所在地であり、北東北の玄関口にあたる交通の要衝となっている。一次産業の農業による産出額は192.7億円で全国70位だが、三次産業の就業人口比率は80.1%(全国7位)と高い。「利便度」の指標「人口当たり小売販売額」や「人口当たり大規模小売店店舗面積」のスコアは高く、全国順位では二桁台となっている。

会津若松市が躍進したワケ

北海道・東北ブロック残りの各道県内トップは、北海道帯広市、青森県三沢市、秋田県にかほ市、福島県会津若松市という顔ぶれである。帯広市と三沢市は「利便度」のスコアが最も高く、指標のうち「人口当たり飲食店数」が偏差値最高スコアの70を獲得した。

にかほ市と会津若松市は4視点のうち「安心度」のスコアが最も高く、指標の「老年人口当たりの介護保健施設定員数」と「こども医療費助成」がともに偏差値60を超えている。

また会津若松市の総合順位は全国63位と、前回の183位から大幅に順位を上げた。とくにスコアを上げたのが「安心度」だ。前回の全国131位から31位へと大幅にランクアップしている。「安心度」は前述した2指標に加え「20~39歳女性人口当たり0~4歳児数」の偏差値が上限の70に迫る68.15を獲得した。

県内1位は獲得できなかったものの、大仙市(秋田)は総合の全国順位が前回の324位から117位へと大幅にアップ。「利便度」の順位は前回と横ばいだが、残る3視点は順位を上げ、中でも「安心度」は前回の全国215位から57位へと急浮上した。

「安心度」の指標である「子ども医療費助成」が外来・入院ともに"18 歳の年度末まで所得制限なし"で利用できるようになったことが、同指標の順位を前回663位からトップ集団の3位まで押し上げた。それが総合順位までをも押し上げる結果となった。

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