子どもの「数学的思考」を育てるスマホアプリ4選 家族で楽しむボードゲーム、幼児向けパズルも

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②「マスターマインド」

昔からある、推理パズルゲームの「マスターマインド」もいいですね。出題者が決めたピンの色と並びを推理しながら当てるゲームで、ボードゲームとして世界中で親しまれていますが、現在は、スマホやタブレットのゲームとしても多数リリースされています。

③「KAMI 2」

娘も夢中になって親子でやったものとしては「KAMI 2」があります。

カラフルに色がつけられた折り紙のような画面を、最短手順で1色にするパズルゲームで、グラフ理論で言うところの「四色問題」を彷彿とさせるものです(実際には四色問題とは関係ありませんが)。

④「Inventioneers」

「Inventioneers」もスマホやタブレット向けの知能ゲームです。「ピタゴラ装置(ルーブ・ゴールドバーグ・マシン)」的なパズルゲームで、抜群にコミカルで視覚的にも楽しめますし、知的パズル要素も抜群です。

これらのゲームは、お勉強っぽくなく、楽しみながら自然に数学的・論理的思考へといざなうことができるものばかりです。

未就学児から遊べる玩具も

その他、スマホゲームではないですが、未就学児からも楽しめるいわゆる知的玩具もあります。

⑤「カタミノ」

いろんな形をしたブロックを組み合わせ、指定されたマス目を埋めていくゲームです。カラフルなパーツも子どもに嬉しいですし、またやればやるほど奥が深く、大人でもハマると夢中になります。

『シン・デジタル教育 10年後、わが子がAIに勝つために必要なこと』(かんき出版)書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

⑥「ハノイの塔」

こちらもパズルの一種で、「再帰アルゴリズム」と呼ばれる分野でも題材としてよく登場します。

その他、家族みんなで遊べるボードゲームにも学びにつながるものがあります。

⑦「ブロックス(Blokus)」

⑧「ラミィキューブ(Rummikub)」

などがおすすめです。シンプルなルールで親しみやすく、みんなで熱中できる一方、勝つ確率を上げるには知恵を絞らないといけないため、知的ゲームの代表と言えるでしょう。

試しにどれかやってみて、お子さんが夢中になればしめたもの。ぜひ、ご家族でワイワイと楽しんでみてください。

松林 弘治 ITエンジニア・著述家・IT教育者

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まつばやし こうじ / Kohji Matsubayashi

1970年生まれ。日本発のOS、Vine Linuxの開発に参画し、開発団体の副代表に就任。各種開発・技術コンサルなどに従事。リリース直後の「インスタグラム」の日本語化を2年間1人で担当した後、2014年に独立。多くのシステム開発に携わりながら、企業に対する開発・技術についてのアドバイスを行う。また、韓国の鮮文大学グローバルソフトウェア学科客員教授も務めるほか、各学校で子どもにプログラミングを教え、保護者や教員向けのセミナーを行うなど、教育関係の仕事にも従事。『シン・デジタル教育 10年後、わが子がAIに勝つために必要なこと』(かんき出版)など著書多数。

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