SNS疲れに「あえて投稿をじっくり読む」が効く訳 流し読みでは「ねたましい感情」が生まれがち

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SNSを通じて見えてくる、ほかの人の幸せで心が参ってしまうとき……自分もうれしい受け取り方を紹介(写真:Kazpon/PIXTA)
「すべての悩みは対人関係の問題から生じるものだ」とは、心理学者として有名なアルフレッド・アドラーの言葉。さらに現代では、職場や学校といった場所のみならずSNSなどインターネット上での人付き合いも加わり、人間関係はさらに複雑化しています。
そんなSNS上での人との上手な距離感の取り方のヒントや、メンタルをヘルシーに保つ工夫を、『先生!毎日けっこうしんどいです。元サラリーマン精神科医がみんなのモヤモヤに答えてみた』の著者である尾林誉史氏に聞きました。

知人の楽しそうな投稿がうらやましい

産業医と精神科医の両方を合わせると年間3000~4000人ほどの方と接する僕は、仕事の悩みや生き方や内面に関する悩み、生きづらさの悩みなどさまざまな相談を受けていますが、その中でもメンタルをヘルシーに保つため、とくに気をつけたいのが「SNS」です。

スマホの世界に手放しでどっぷりつかるのは少々リスクが高い行為です。

とはいえ、スマホやSNSは現代人の生活に欠かせない存在でもあります。どのような付き合い方をすればストレスをためずに済むかという、自分にとっての“適切な距離感”を模索していかねばなりません。

今回は、多く寄せられるSNSについてのお悩みにお答えする形で、程よい距離感の取り方についてお伝えしましょう。

【お悩み①】
他人の人生がうらやましい

SNSを見ていると昔の同級生や会社の同僚、知り合いの楽しそうな投稿がたくさんあります。それに引き換え自分には投稿するほどのたいした出来事はありません。みんな、仕事もプライベートも順調そうで、うらやましいです。なんで自分だけこんな人生なんだろう……と思ってしまいます。(30代男性)

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