「転職に失敗してしまう人」に共通する3つの動機 転職してもあなたの不安は改善しないかも…

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就職に失敗する人に共通する「転職理由」とは (写真:プラナ/PIXTA)

終身雇用が期待できる時代ではなくなり、「転職」はかつてより身近で当たり前のものになりました。しかし、転職が身近になったからといって、転職に伴うリスクが軽くなったわけではありません。

安易な転職は失敗しやすい

「安易な転職」はキャリアにおける大きな損失に繋がりやすい──。この事実は、転職が身近になった今の時代こそ、強く認識しておくべきだと考えています。

私が所属する入社後活躍研究所では、「転職成功」とは単なる「入社決定」ではなく、その後の活躍、すなわち「仕事人生の充実」まで実現することだと定義しています。長い目で見たときに本当にプラスになる転職/就職とはどのようなものか、研究を重ねてきました。その知見については、弊社会長の越智通勝と共にまとめた、『転職術』に記していますが、その一部をご紹介します。

今回紹介したいのは「入社後に後悔しやすい転職理由」。特に20代など若いビジネスパーソンに当てはまりやすいですが、年齢を重ねても同様の理由で後悔を招くケースは少なくありません。もし転職を考えている理由や動機が今回ご紹介する「3つの不満」に当てはまる場合は要注意です。

後悔しやすい転職理由1:人間関係がうまくいかない

後悔しやすい転職理由、ひとつめは「人間関係の不満」です。「仕事が合わなかった」「家庭の事情があり…」などと退職理由を語る方も、本当の理由は人間関係にあった、というケースは少なくありません。それだけ一般的な転職理由のひとつではありますが、「実は転職をしても問題が解消されないことも多い」ということに注意する必要があるでしょう。

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