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「どこに勤務するか」ではなく「何をするか」
キャリアにおいて重要なのは、どこに勤めるかではなく、何をするか、です。大企業に勤めたから、ベンチャー企業で修業したから将来のキャリアが切り開けるわけではありません。その場所で自分が何を学び、どう成長し、その学びや成長をどう今後生かしていくか次第でキャリアは決まるものです。
決して勤務先のネームバリューや所属部署などで将来が決まるわけではありません。同じ企業に同じ時期に勤務開始した人たちが、将来まったく同じキャリアにたどり着いているわけではないことからそれは言うまでもない明白な事実です。
ですから、どんな規模の会社に就職するべきか、ベンチャーか大企業か、という区分自体がナンセンスなことであり、仕事を選ぶ際の判断基準として持つ意味は本質的にはありません。
ではどうやって仕事を選ぶべきか。
拙著『「学歴なんて関係ない」はやっぱり正しい』に詳細は書きましたが、まず考えるべきは「どんな人生を歩みたいのか」という自分ならではの人生や幸せの形であり、その中で「仕事をどう位置付けるか」を考え、そのうえでどんなキャリアパスを選択するか、を考えるべきなのです。
つまり「どこに勤務するか」ではなく、仕事を通じて「何をするか」ですね。
大企業であろうとベンチャー企業であろうと、何をするか、つまり何を目指し何を学びたいかが明確であれば成長はできます。反対に、よくわからないけど、「何か学べそうだから」あそこに行く、というスタンスでは結局自分なりのキャリアを切り開くことはできないでしょう。
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