急増した「ゴルフ始める人」悩ますマナー対処法 事前に知ってから行動すれば怖くない

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ゴルフ初心者にとって高いハードルに映るエチケット・マナーを解説します(写真:cba/PIXTA)

緊急事態宣言下の3月12日から3日間、パシフィコ横浜で「ジャパンゴルフフェア2021」が開催された。今回は感染防止対策としてリアルの展示と、オンラインでの展示、セミナーなどに分かれていた。

春本番でゴルフシーズンの新製品発表の場なのだが、入場は登録制で同時に5000人以上滞在しない制限を設け、出展者が例年より少なかったこともあり、一般来場者1万0409人と2019年(2020年は中止)の4分の1。関係者などを入れても2万1793人と目標の4万人の半分ほどだった。

コロナ禍で感染リスクが低い屋外スポーツのゴルフを始める人が増加しており(人気復調?「ゴルフ練習場に若者増」の驚く実態)、ゴルフ用品界にとっては追い風の中でPRする場だったのだが、寂しく映った。

ただ、会場では初心者に向けたクラブなども登場していた。これまでも折に触れて書いてきたが、新規ゴルファー、中でも20代、30代の若い層がこれまで増えてこなかったのは、「お金がかかる」「時間がかかる」といった、気軽に始めにくいイメージが影響していた。現在はコロナ禍でスループレー(昼休憩を取らずに18ホールプレーすること)が増え、そのため料金も低くなってきて、既存のイメージが薄れつつある。

エチケット・マナーの存在に不安を持つ人が多い

せっかくゴルフを始めてみたからゴルフ場デビューしたい、と思っている人にとって、ゴルフ場、プレー中におけるゴルフの「エチケット・マナー」の存在に心配や不安を持っている人が意外と多いようだ。

一般常識があれば、想像がつくエチケット・マナーが多いので、そんなに構える必要はないと何度か書いてきたが「それでも不安」「何が一般常識かわからない」という声もあるので、ある程度まとめてみた。

これから始めようという人、ゴルフ場デビューを控えている人以外にも、「いまさら聞けない」という方や「間違っていたかも」という方にも参考になれば幸いだ。ゴルフの「エチケット・マナー」に100%正解はないことをまず断っておく。

次ページ最初はきちんと教えてくれる人を見つけるといい
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