以上、プレーしているときの注意点を並べてみた。最後にハーフ(9ホール)またはスルーで18ホールを終えた後のエチケット・マナーがある。
エアガンという圧縮空気を噴射する「銃」があるので、シューズやズボンの裾などに着いた芝や泥を落とす。特に靴底はしっかり。雨の中でのプレーだったら、レインウエアも脱ぐ。クラブハウスに汚れを持ち込まない。
どうだろう、恐れるようなことはないと思う。仕事や友人関係、普段の生活に置き換えてみるとわかるだろう。ゴルフ特有のエチケット・マナーもあるが、「一般常識があれば」という意味がわかっていただけただろうか。山本氏のいう「マナーの土台」を忘れずに。
楽しかったと思ってもらえる振る舞いをする
ゴルフ場にいって、ベテランそうな人の行動を見ておくのもいい。ただ、先述したように、エチケット・マナーには100%正解はないので、その人の行動がすべて正しいということではない。年配の人でもエチケット・マナーが悪いと思う人はいる。筆者もできているかはわからないが、大先輩の言いつけは守っている。
「これから1人予約などが増えて、知らない人と一緒に回ることも出てくると思います。楽しかったと思ってもらえる振る舞いをしましょう。『ニコニコ速く』と覚えておくといいでしょう」(山本氏)
山本氏は、初心者を教えるティーチングプロが、技術と同様にエチケット・マナーを教えていくべきと指摘する。ゴルフ場デビューへの不安は、技術が第一とは思うが、それだけではない。春シーズン、練習場で打てるようになって、エチケット・マナーのイメージがわかったら、思い切ってコースに足を運んでみてはどうだろう。あとは実体験で覚えていこう。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら