流行りのアクティブスーツがダサイ人の超盲点 スニーカー通勤の人はベルトの幅を確認しよう

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オフィスへの久しぶりの出勤を契機に、ご自身のビジネスファッションを見直してみませんか?(写真左:「WWS」自転車通勤に対応した417 EDIFICEキービジュアルより、写真右:「DESCENTE」×「THE SUIT COMPANY」のアクティブジャケット)

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う、首都圏(1都3県)の緊急事態宣言がようやく3月22日に解除されます(3月21日まで)。リモートワークを当面継続する企業も少なくありませんが、職種や業種によっては、オフィスに出社する頻度がまた高まるケースもありそうです。

久しぶりにオフィスへ通勤する人にとっては、ビジネスファッションを今一度見直す契機となるかもしれません。

スニーカー通勤やビジネスリュックといった多様性が拡大した今、選択肢が多いからこそ「何を着るか」迷うかもしれません。ですがビジネス印象の秘訣は、「どこに行き、誰と会うか」という視点そのもの。そして「在宅勤務」と「オフィス勤務」では、印象を決定づける要素も変わります。

そこで今回は、機能と品位を兼ね備えた「通勤ウェアの選び方」について、延べ4800人以上のビジネスマンの買い物に同行してきた服のコンサルタントがお伝えします。

カジュアル以上、スーツ未満のセットアップ

「アクティブスーツ」と呼ばれる伸縮性(ストレッチ)があって着心地のいいスーツが注目を集めています。今に始まったものではなく、スポーツブランド「DESCENTE(デサント)」とコラボする「THE SUIT COMPANY(青山商事)」や、紳士服量販店各社が数年前から取り扱っていました。

一躍注目を集めた理由は、アクティブスーツを1着4800円(税込)という衝撃の価格で2月1日から予約販売をスタートさせた「AOKI」や自社開発の新しいスーツスタイルを提案する「WWS」の存在が大きいのではないでしょうか。

これらのウェブサイトやパンフレット、カタログのメイン画像であるキービジュアルを見る限り、天然素材の既存スーツと同じように見えるかもしれません。しかも、スニーカー通勤やビジネスリュックによく合う「新時代にふさわしい通勤ウェア」です。いいことだらけに見えますが、「着こなしがもたらす印象」については意外に触れられていません。

化学繊維と天然繊維のスーツで、実は「Vゾーンの相性」が変わります。

アクティブスーツの魅力を発揮するコーディネートは、IT業界でよく見かける「クルーネックTシャツを合わせた」着こなしです。実際そんな姿を見かけることが多いのではないでしょうか。

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