第一印象で「損する男」と得する男の決定的な差

清潔感は先端に宿り、全体を判断する材料に

「この人は身だしなみに気を使っているな」。そう思う理由とは?(写真:Fast&Slow/PIXTA)

「人は見かけによらぬもの」ということわざが浸透しているにもかかわらず、人と対峙したとき、誰もが「相手の印象」から影響を受けています。

仕事の成果や人間性を公正に見てもらうためにも、見た目の印象で損をする訳にはいきません。とくに、相手から誤解されない防衛策として「清潔感に気を配る」ことは効果的です。ところが、「その重要性はわかるけれども、具体的な対策がわからない!」という悩みを多くのビジネスマンからよく聞きます。

「感」という言葉から察するとおり、雰囲気を表す定義はあいまいですが、どうやって清潔感を出せばよいでしょうか。

「ただ服を着る」から卒業する

拙著『真似するだけで印象が劇的によくなる 38歳からのビジネスコーデ図鑑』でも解説していますが、清潔感のスタート地点は「マイナス要素をゼロにすること」。そのための方法を詳述する前に、まずは多くの人が陥りがちなNGポイントについて解説します。

「着飾る」という習慣がないわれわれ男性は、女性に比べファッションに関心をもちづらく、そのまま歳を重ねていきます。20代のころまでは、若々しい雰囲気でそれなりの格好がつきます。ところが、40代を意識しはじめる38歳ころから、「似合う服がわからない!」と悩む男性が少なくありません。顔のシワや毛量の変化によって、「それまでの服が合わなくなってきた」という実感が湧いてくるからです。

このとき、多くの男性は「選ぶ服そのもの」を変えようとします。ところが、「服そのもの」よりも「服をどう組み合わせるか」のほうが、実は重要です。組み合わせを間違えてしまうと、どんなに高価なジャケットも、全身のバランスを崩してしまいます。結果的に「マイナス要素」が悪目立ちし、清潔感を損なってしまうおそれがあるからです。

つまり、「プラスをつくる」のではなく、「マイナス要素をすべて取り除く」ことで清潔感は生まれます。そのためには、「ただ服を着る」ということから卒業する必要があるのです。

次ページ4つのポイントに「身だしなみを整えた痕跡」を残す
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