仕事がダメな男はネクタイの作法を知らない

色、長さ、幅――あなたは意識していますか

ネクタイに戦略がないビジネスマンは意外と多いです(写真:プラナ / PIXTA)

その強烈なキャラクターと赤いネクタイが印象的なアメリカのトランプ大統領、実は、青いネクタイを締めている写真もメディアに多く取りあげられていたことをご存じでしょうか? 「情熱の赤」に対して、「誠実の青」といわれますが、これがイメージコンサルタントによる戦略ならば、メッセージの質によって、意図的にネクタイの色を変えている可能性があります。

私は、「プロの目線でユニクロもカッコよく!」をモットーに、のべ4000人近いビジネスマンの買い物に同行してきました。そんな私からは「ネクタイに戦略がないビジネスマン」が、いまだ多いように見えます。

印象の9割を決める!ビジネスマンのネクタイ戦略とは?

「今日のネクタイ、どれにしようか?」

ネクタイを選ぶとき、そこに戦略はありますか。ビジネスファッションをコミュニケーションツールと考える人は、ネクタイの色ひとつで、人間関係を構築します。

クールビズ・ウォームビズの浸透により、ビジネスファッションのカジュアル化は想像以上に進みました。その結果、職種・業種によって、ビジネスマンがネクタイを締める機会も大幅に減っているのかもしれません。とはいえ、新規の商談に出向くとき、社内の式典があるとき、スーツにネクタイを締める機会がゼロではありませんよね?

生命保険業界のトップ営業マンである私のクライアントは、女性のクライアントに会うとき、親しみやすいパステルピンク色のネクタイを意図的にチョイスするそうです。ただし、同じピンクであっても、アクが強いショッキングピンクは性的なイメージを連想させるので、ビジネスシーンには向いていません。

ダークカラーのスーツ・ジャケパンにおいて、ネクタイ・シャツで構成される「胸元のVゾーン」、ここに用いるネクタイの色ひとつで、知らぬ間に非言語メッセージを発していたのです。

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