稼げない男が軽視する「服が与える第一印象」

無難な見た目ではその他大勢で終わるだけだ

あやふやな基準で服を選んでしまっていませんか?(写真:Elnur / PIXTA)

「あなたの職業はコンサルタントですよね。つまり、あなたのアドバイスと問題解決力で、クライアントの会社の業績を上げ、売り上げを伸ばす。その本人の外見が『儲かっているように見えない』なんて、言語道断。いくら『コンサルタントとして売れっ子です』といっても、その外見では、信頼されません」

ある時、私が講師を務めるセミナーで聴講者から受けた質問にこう答えた途端、会場にいる男性たちの顔色が変わったことがある。

ビジネスにおける服飾戦略で大切なこと

今、ビジネスパーソンの間では、スタイリストやパーソナルコーディネーターにスタイリングを頼むことが、珍しいことではなくなった。

ただ、彼らの大多数は「相手に好印象を与える」というあやふやな基準で服を選んでしまっている。これまで40年近くファッション・プロデューサーとして多くのブランドを立ち上げ、また、個人のブランディングを数多く手掛けてきた私から見ると、ビジネスにおける服飾戦略で何より大切なのは、いかにして自分の「存在感」を際立たせるかにある。

拙著『「成功している男」の服飾戦略』でも述べているが、一流の男たちほど、その服を身にまとった人物が「一目で何者かがわかる」がいかに大事かを重視している。

コンビニでペットボトルの飲料を選ぶ際、何を基準にしているだろうか? ずらりと並んだ多くの飲料から、ラベルデザインの第一印象で選んでいる人も多いだろう。一方で、並んでいるお茶にラベルが貼られていなかったら、試飲もできず、香りを確かめることもできない状況で、どうやって自分の飲みたいお茶を選べば良いだろうか。

次ページ人は無意識に「見た目」から内面を推測している
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • ポストコロナ時代の人づくり最前線
  • あの日のジョブズは
  • 就職四季報プラスワン
  • ポストコロナのメガ地経学ーパワー・バランス/世界秩序/文明
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
悪用された「ドコモ口座」<br>セキュリティーに3つの問題

「ドコモ口座」を使った預金の不正引き出し事件。背景としては、回線契約がなくても口座が使える「ドコモ口座」自体と、安全性の脆弱なシステムで口座接続していた銀行側の双方に問題がありました。情報漏洩の経路も不明で、今後の対応が問われています。

東洋経済education×ICT