日本企業にも好機! インドの地殻が動いた

第1回 「3度目の独立」を果たし、前進するインド

首相就任後、最初に訪問した外国が隣国のブータンだった(写真:AP/アフロ)

(3)強力な外交力を発揮

インドの外交政策は、すべての国と平和で友好な関係を築くという主義を貫いており、モディ首相は就任式に南アジア地域協力連合(SAARC)諸国のリーダーたちを招待しました。これは、モディ首相がインドの経済成長を確実にするには、対外的な平和と協調関係の構築が必須であると考えていること示しています。新政府はまた、ブラジル、ロシア、中国、南アフリカやG20諸国に対して幅広くメッセージを送りました。一方、主要国とはすでに安定的な関係ができている。中でも、日本はインドが安全保障面でパートナーとする一国。モディ首相は7月の来日で安倍首相とさまざまな事柄を話し合う予定です。

国民を動かしたスローガン

(4)ナショナリズムの高まり

選挙期間中、国民の多くは「エーク・バーラト、シュレスタ・バーラト(インドをひとつに、インドを強力に)」と「サブカ・サート、サブカ・ヴィカス(みなの発展のために団結しよう)」というスローガンに心を動かされました。インドの再生にあたっては、汚職や発展を妨げるものを許さないというのが、新政府のモットー。もし、発展を目指しつつ、団結してより強くなれれば、インドは再び黄金時代を迎えることができると、多くの人が考え始めています。

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