電通の若きクリエーター、三浦北斗。
独特の切り口で、あたらしい時代のクリエーティブを目指す彼は、会社の人材交流プロジェクトによって、突然、電通インド支社で3カ月働くことに。現地から、人、仕事、遊び事情を、ライブ感たっぷりでお届けするインド滞在記。
( ブログ「まいにちインド」は、こちら )
独特の切り口で、あたらしい時代のクリエーティブを目指す彼は、会社の人材交流プロジェクトによって、突然、電通インド支社で3カ月働くことに。現地から、人、仕事、遊び事情を、ライブ感たっぷりでお届けするインド滞在記。
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日本に帰ってきて発見したこと
インドから帰国して10日経った。
水道水はそのまま飲めるし、スモッグはないし、牛肉はおいしい。
近くの温泉に行ったり、トビラがちゃんと閉まる電車にも乗った。
100日前まで当たり前だった何もかもに、ありがたさを感じる。
行く前は、インドにあるものを見たり、聞いたり、触れたりして、
いろんな発見があるんだろうなと思っていた。
確かにそれもあったけど、帰国して発見することのほうが多い。
今まで気づかなかったことに、よく気づくようになった気がする。
たとえば、日本にいると、ほぼ何もしゃべらなくても1日過ごせる。
お弁当を買えば、温めますか?と聞いてくれ、至る所で過剰なまでの
説明やアナウンスが流れる。みんなすべてを言ってくれる。
これがインドでは自分から言わないとダメだ。
やってくれる、これは当たり前だ、というものがない。
タクシーやリクシャに乗る前は金額交渉するとか、食事の前には
ベジかノンベジか、とか。
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