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GAFAで働く僕がかつて日系企業で学んだ"本質" 20代の頃の上司だったN本部長の凄すぎる視点

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「なるほど、『市場で売るため』という大前提がいつの間にか消えてしまった例ですね!」

Nさん「そうだね。みんな正しいことを議論してるつもりだし、実際にそんなにズレた話をしてるわけでもない。でも、いつの間にか目的から離れていっちゃってるんだよね。一見正しいような議論につられて目的を見失わないように、つねに意識をしておこう」

魚を釣りたいなら、釣り竿を持って海へ行け

Nさん「また、会議の結論はそれなりに合ってるんだけど、その結果として選ぶアクションがまったく的外れだったりすることもあるんだよ。

魚を釣りたいなら、釣り竿を持って海へ行かないといけない。イノシシをとりたいなら、銃を持って山に行かないといけない。蝶をとりたければ、網を持ってお花畑に行かないといけない。魚を釣りたいのに銃を持ってお花畑に行っても、結果は出せないということだね」

『40歳でGAFAの部長に転職した僕が20代で学んだ思考法』(KADOKAWA)。書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら

「そんなズレた行動することって、あります?」

Nさん「普通、そこまで大きくズレることはないけど、例えばさ、『子どもの成績を上げるためには?』という議論の結論の1つとして、『勉強にあてる時間を増やす』となったとしよう。

そのために『ゲームの時間を減らす』という案が出て、その結果『ゲームを取り上げる』というアクションをしたって、ゲームをする時間は減っても、たぶん子どもの勉強時間は増えないよ。結局、それなりにつながっているように見えて、実はあんまり効果のないことに力を入れてしまうこともあるんだよね」

「なるほど。この間話をしていた論理の飛躍に近いですね!」

今回はNさんが教えてくれた、「論理の飛躍」と「目的思考」という、スムーズに仕事を進めていくために必要な2つのエピソードを紹介しました。これらのエピソードが、少しでも皆さんのお仕事の中での気づきにつながれば幸いです。

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