最後の3つ目は、意外に思われるかもしれませんが、話し方に「自信がない人」ほど、「正しいスキル」を学べば上達しやすい、ということです。逆に「自信がある人」ほど上達しにくい傾向にあります。
「自分は話やプレゼンがうまい」と思い込んでいる人は、頑迷にそのやり方を変えようとはしません。
なまじ自信があるため、聞き手への気遣いがなく、ただ自分の話したい話を滔々としてしまうのです。
多少うまいとはいえ、じつはグローバルスタンダードには程遠いレベルで、満足してしまう。「自分をカッコよく見せたい」と相手が受け止められないような「剛速球」を投げがちです。
逆に「自分は恥ずかしがり屋だ、自信がない」という人ほど、人の気持ちを慮る気持ちが強いので、「正しい話し方の技法」を学べば、聞き手本位のキャッチボール(対話)を続けていくことができるようになりやすいのです。
「何とかしたい」「学びたい」と考える謙虚な気持ちが、成長のドライバーとなります。
すぐ学べ、あっという間に上達するのが「話し方」
「話し方」は完成形のない「道」のようなものです。その常識は時代とともに変わり続け、スキルも常にアップデートしていかなければなりません。
「自分はもう十分にできる」「もう学ぶものなどない」そう思った瞬間に、歩みは止まります。
たった2時間ほどのコーチングでまるで魔法にかけられたかのように、話し方が変わり、自信をまとうようになる。そうした人たちの姿を見て、「このスキルをもっと多くの方に伝えたい」……と思いを新たにし、秘伝のルールをまとめたのが、拙著『世界最高の話し方』になります。
「誰」でも、「いつから」でも、「どこから」でも学べ、あっという間に上達するのが「話し方」。その「黄金スキル」を手に入れて、ぜひ、みなさんの人生をもっと豊かに、生きやすいものにしてみてください。
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