話し方「永遠に下手な人」と上達する人、3つの差 「伝説の家庭教師」が1000人以上を指導した実感

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最後の3つ目は、意外に思われるかもしれませんが、話し方に「自信がない人」ほど、「正しいスキル」を学べば上達しやすい、ということです。逆に「自信がある人」ほど上達しにくい傾向にあります。

③「自信がない人」ほどうまくなり、「自信がある人」ほど成長しない

「自分は話やプレゼンがうまい」と思い込んでいる人は、頑迷にそのやり方を変えようとはしません。

なまじ自信があるため、聞き手への気遣いがなく、ただ自分の話したい話を滔々としてしまうのです。

多少うまいとはいえ、じつはグローバルスタンダードには程遠いレベルで、満足してしまう。「自分をカッコよく見せたい」と相手が受け止められないような「剛速球」を投げがちです。

逆に「自分は恥ずかしがり屋だ、自信がない」という人ほど、人の気持ちを慮る気持ちが強いので、「正しい話し方の技法」を学べば、聞き手本位のキャッチボール(対話)を続けていくことができるようになりやすいのです。

「何とかしたい」「学びたい」と考える謙虚な気持ちが、成長のドライバーとなります。

すぐ学べ、あっという間に上達するのが「話し方」

「話し方」は完成形のない「道」のようなものです。その常識は時代とともに変わり続け、スキルも常にアップデートしていかなければなりません。

「自分はもう十分にできる」「もう学ぶものなどない」そう思った瞬間に、歩みは止まります

たった2時間ほどのコーチングでまるで魔法にかけられたかのように、話し方が変わり、自信をまとうようになる。そうした人たちの姿を見て、「このスキルをもっと多くの方に伝えたい」……と思いを新たにし、秘伝のルールをまとめたのが、拙著『世界最高の話し方』になります。

「誰」でも、「いつから」でも、「どこから」でも学べ、あっという間に上達するのが「話し方」。その「黄金スキル」を手に入れて、ぜひ、みなさんの人生をもっと豊かに、生きやすいものにしてみてください。

岡本 純子 コミュニケーション戦略研究家・コミュ力伝道師

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おかもと じゅんこ / Junko Okamoto

「伝説の家庭教師」と呼ばれるエグゼクティブ・スピーチコーチ&コミュニケーション・ストラテジスト。株式会社グローコム代表取締役社長。早稲田大学政経学部卒業。英ケンブリッジ大学国際関係学修士。米MIT比較メディア学元客員研究員。日本を代表する大企業や外資系のリーダー、官僚・政治家など、「トップエリートを対象としたプレゼン・スピーチ等のプライベートコーチング」に携わる。その「劇的な話し方の改善ぶり」と実績から「伝説の家庭教師」と呼ばれる。2022年、次世代リーダーのコミュ力養成を目的とした「世界最高の話し方の学校」を開校。その飛躍的な効果が話題を呼び、早くも「行列のできる学校」となっている。

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