話し方「永遠に下手な人」と上達する人、3つの差

「伝説の家庭教師」が1000人以上を指導した実感

多くの人が、「自分は下手だから」「才能がないから」と諦めてしまっていますが、話し方の上手下手は「生まれつき」ではなく、「9割は環境によるもの」です。

一方で、これまで数多くのエリートの「話し方改造」に携わってきて、「プレゼンや話がうまくなる人となりづらい人」には一定の傾向があるように感じています。

1000人以上を指導して実感した「3つの差」

具体的には、私が1000以上のエグゼクティブを指導してきて実感するのは、次の3つの「差」が成長のポテンシャルを大きく分けるようです。

①「若い人」ほど「伸びしろ」は大きい

「鉄は熱いうちに打て」。これは当たり前かもしれませんが、やはり年齢が若ければ若いほど、あっという間に上手になります。歳を重ねれば重ねるほど、自分のスタイルが染みついて、なかなか変えることができなくなるのです。

そういった意味で、「幼少時からのコミュニケーション教育」は非常に重要です。海外で堂々とプレゼンなどをする人はそれこそ、幼稚園のころから、そうした場に立ち続け、研鑽を積むわけです。

日本でも学校や企業内で、若いうちから、この分野の教育・研修に力を入れていく必要があるでしょう。

②「誇りがある人」はうまくなり、「おごりがある人」はうまくなりにくい

みなさんは「プライド」と言うと、ポジティブなイメージを持つかもしれませんが、じつはこの言葉、キリスト教の7つの大罪(Seven Deadly Sins)の1つだということをご存じですか。

プライドには「Authentic pride (正真正銘のプライド)」と「Hubristic pride(高慢なプライド)」があります。前者は「誇り」、後者は「おごり」と言い換えられるでしょうか。

つねに他人と自分を比較し、おごる人ほど、アドバイスをあまり素直に受け入れない傾向があり、本当の誇りをもつ人は、そうした相対評価をあまり気にしないからです。

体面を取り繕おうとか、カッコよく見せようという気持ちがない、ある種「オタク気質」の人のほうが圧倒的に変身しやすいということです。

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