「搭乗口でマスクをしないと言い張って、警察を呼ぶ寸前の搭乗者がいたのです。最終的にはバンダナを着けてもらうことで納得してくれて、機内で要注意との連絡があったので、どんな強面の男性が来るのかと思ったら、2人の子供を連れた白人女性だったのです。
スタッフ内では『Karen(カレン)』と俗称で呼んで対応しました。問題は起こさなかったので、一安心でしたが、バンダナをずらしているのを見て、鼻と口に当てるようにはお願いしました」(アメリカ国籍のキャビンアテンダント)
アメリカのほとんどの航空会社では、飛行機の搭乗者にはマスクを着けることを義務づけているが、トランプ支持者はマスクを拒否する人が多いため、搭乗口の係員は連日苦労しているという。
迷惑行為を平然と行う「カレン」たち
サンフランシスコでは「Black Lives Matter」のスローガンを自宅の壁に書いていた男性に対して白人カップルが通報。通報した女性はその後動画にさらされて「サンフランシスコのカレン」と呼ばれた。
また、ニューヨークのベーグル店ではマスクの着用を拒否し、客に向かって咳を吹きかけている白人女性がいて、彼女は「咳かけカレン」と呼ばれ、動画がさらされている。
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