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「疫病の記憶」を紡ぐイタリアと日本の教育差 絵画からも両国での捉え方の違いが見えてくる

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最近、欧州では新たな感染拡大の兆候が顕著になっています。イタリアでも新規感染者数が2万人を上回る最多数を記録、ミラノでは夜間の外出が制限されました。

夫が教師をしているパドヴァ近郊の高校でも生徒の感染が発覚し、9月の末に新学期が始まってわずか1カ月足らずで学校は閉鎖。生徒も教師も再びオンライン授業の対処が取られているそうです。

自らの判断力を問われる時代に

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過去のパンデミックを知る歴史の授業や、美術史での“死の舞踏”といった教訓の潜在が、逆に「病気には克服したくない」「自分たちは病気に勝てる」「大したことじゃない」という頑なな姿勢を彼らにもたらしているようにも思えます。

精神的な疲弊が膨らむと、悲観を増す人もいれば、中には積極的に楽観を選択する人もいます。今の欧州にはその傾向が強い。しかし、これからインフルエンザの流行も懸念される中、私たちはますます自らの判断力を問われるようになっていくでしょう。

歴史の中に刻まれた過去の記録が我々に何を伝えようとしているのか、また改めて正面から向き合う時が来たようです。

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