ギネス記録、葛西紀明「いい姿勢は、こう作る」 40代も「2つのトレーニング」で改善できる!

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まず、皆さんに気をつけていただきたいのは、「いまの自分の姿勢をきちんと知る」ことと「姿勢が悪くなる習慣をなくす」ことです。

「正しい姿勢」=「疲れない体」

【1】「ラクな姿勢」は、実は「疲れやすい」

自分にとって「ラク」な姿勢が、実は「悪い姿勢」になっている人は少なくありません。実際に「ラクな姿勢」を聞いてみると、「足を組む」「左右どちらかに体重をかける」「胸を突き出して腰を反らせる」などの答えが返ってきます。

そんな人たちをよくよく見てみると、足を組み直してみたり、体重のかけ方を左右変えてみたり、背中を丸めてみたりと、頻繁に姿勢を変えているケースがとても多いのです。

なぜコロコロ姿勢を変えるのか。それは「同じ姿勢を続けていると疲れてしまう」ために、無意識に体を動かしているのだと思います。

頻繁にコロコロ姿勢を変える人は、実は「正しい姿勢」ができていない可能性が高いと言えます。在宅ワーク中、年中姿勢を変えていませんか? 注意して観察してみてください。

【2】パソコン使用時の「猫背」にも注意!

会社でもそうですが、在宅ワークでも1日中パソコンと向き合っている人は多いと思います。さらに仕事でパソコンを閉じた後は、「スマホ」とにらめっこ、という人も少なくないでしょう。

パソコンやスマホ使用時に注意してほしいのは、「前のめりの姿勢」です。ノートパソコン、モニター、スマホと使用するものによって異なりますが、往々にして首が前に突き出て、曲がりがちです。

前のめりの状態になれば肩や背中が引っ張られるので、背中も丸くなり「猫背」になりかねません。

さらに、この姿勢のままで作業を続けることで、首、肩、背中、腰と上半身は凝り固まってしまいます。これでは、体に歪みが生じて「悪い姿勢」になるのは当然ですよね。

では、どうすれば、姿勢がよくなるのか。私が実践している「おすすめのトレーニング」は、次の2つです。

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