「テレビ宮崎」が連続ドラマに挑戦した深い理由

東村アキコの漫画を「東京並み体制」で実写化

東村アキコの原作漫画を実写化したドラマ『ひまわりっ~宮崎レジェンド~』はテレビ宮崎の手でつくられたドラマ。ただ、キャスティングは主演の平祐奈(右)や父親役の高橋克典(左)など、東京で制作されるドラマ並みの陣容だ ©UMK

漫画『海月姫』『東京タラレバ娘』などの漫画作品で知られる東村アキコが、地元・宮崎を舞台に描いたギャグ漫画『ひまわりっ~宮崎レジェンド~』が実写ドラマ化された。主演の平祐奈と父親役の高橋克典のてげてげな(適当な)やりとりにくすっと笑えて、心がほっこりするコメディードラマだ。

東村アキコの自伝的ギャグ漫画をドラマ化

実はこのドラマを手掛けたのは地元のローカル局テレビ宮崎。開局50年目にして初めてのドラマ作りに挑戦した。テレビドラマは東京や大阪のキー局が制作するのが当たり前になっているが、地方ローカル局が「東京並みのテレビドラマ」の制作になぜこだわったのか? そこには地方局ならではの事情があった。

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宮崎発のドラマ『ひまわりっ~宮崎レジェンド~』の放送が6月1日から「UMKスーパーニュース」内の夕方帯ドラマとして始まると、「待ってました!」とばかりに地元が沸いた。

宮崎弁が飛び交い、マンゴーや地鶏といった宮崎名物の食べものや、宮崎一の繁華街・西橘通りの風景が映し出され、宮崎出身者も多数登場する。そんな宮崎ムード満載の連続コメディードラマはこれまでになかったからだ。

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