「中小企業」の定義を知っていますか? 知らない会社=中小企業ではない!実態把握を
学生は大手狙いしかしない、というのは過去の話。最近の就活生の「中小企業志向」は顕著に高まっているようです。「就職四季報は大手しか載っていない」という書き込みも多く、下に記した公的な会社規模の定義によれば、実際それは否定できません。
中小企業庁の(中小企業基本法による)中小企業の定義
• 製造業・その他の業種:従業員数300人以下または資本金3億円以下
• 卸売業:(以下、従業員数、資本金の順)100人以下または1億円以下
• 小売業:50人以下または5000万円以下
• サービス業:100人以下または5000万円以下
• 製造業・その他の業種:従業員数300人以下または資本金3億円以下
• 卸売業:(以下、従業員数、資本金の順)100人以下または1億円以下
• 小売業:50人以下または5000万円以下
• サービス業:100人以下または5000万円以下
中小企業の採用数は少ない
従業員数、資本金のどちらかの要件を満たしていれば中小企業ということになるので、『就職四季報 総合版』で従業員数300人以下の会社をカウントすると、従業員数が得られる1230社中44社しかないという結果です。
総務省によれば、中小企業の数(会社数+個人事業者数)は、約420.1万社で、全企業数に占める割合は99.7%と、世の中にある会社はほとんどが中小企業です(「平成21年経済センサス-基礎調査」)。
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