「子どもを叩きそうな自分」に気づき止める方法 時間に追われ追い詰められる親たちへ
私がこれまでに聞いたママたちの声にはこんなものがありました。
皆さん、しつけに悩んで苦労されていることがよくわかります。しつけの方針や方法もご家庭によってそれぞれです。
各ご家庭の対応はOK? NG?
1つ目のコメントは、心に余裕がなくなってつい叩いてしまうという声です。このように、叩きたくないのに叩いてしまうという状況もありますが、
「しつけのためには、ある程度の体罰は必要」
「愛情を持っていれば、少し叩いてしつけても大丈夫」
といった風潮が日本にはまだまだ残っているのも事実。この考えのもとに叩いて教える育児を行っている家庭もあるでしょう。
ですが、「叩いたり罰を与えることは、子どもの成長に逆効果」であることがさまざまな研究によって知られるようになってきています。
実際、北欧では子どもへの体罰・暴力を法律で禁止する国も増えており、「叩かない」「怒鳴らない」子育てが主流になっています。子どもが悪いことをしたときには、感情をぶつけることなく、叱る、諭す、話し合うといった方法で望ましい行動に導くのです。叩いたり怒鳴ったりしなくても、しつけはできるのです。
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