悩んだら上司より「他部署の先輩」の助言が効く

仕事で伸びるには「ナナメの関係」を使え!

仕事の相談相手として、上司や先輩という「縦の関係」はもちろんですが、「ナナメの関係」を活用するのも手です(写真:SVET/PIXTA)

仕事をしていると、さまざまな悩みが生まれてきます。日々、一生懸命に仕事をしていれば、誰でも必ず壁にぶつかるもので、むしろ悩みが生まれるほうが健全です。

・営業で思うように受注ができない
・お客さまへの提案内容をどうしたらいいかわからない
・技術的な問題の「解決の糸口」がつかめない
・海外との交渉がうまく進まない

仕事上でこうした悩みが出てきたら、みなさんはまず誰に相談しますか? ほとんどの人は「上司」と答えるのではないでしょうか。もしくは、同じ部門で仕事をしている先輩に相談するでしょう。

「自分でよく考えてみろ」と言われてしまった

普段から一緒に仕事をしている人であれば、仕事の悩みを説明することも簡単。上司や先輩はある程度、あなたの仕事の内容がわかっているだけに、悩みを理解してもらいやすいはずです。とくに、クレームや納期遅れなど、重要な問題が起きた場合は、直属の上司に素早く報告・相談するのは当然だといえます。

一方で、「上司に相談するほどの大問題ではないけど、普段の仕事がうまく進まない」というちょっとした壁を、1人ではなかなか乗り越えられそうもないときには、どうすればよいでしょうか? 上司や先輩に質問しても、「自分でもっとよく考えてみろ」と言われることも多いかもしれません。拙著『科学的にラクして達成する技術』でも解説していますが、これには理由があります。

私は28歳の頃、システムエンジニアをしていたのですが、あるお客さまの工場の生産管理システムを、ゼロからつくり上げるプロジェクトのリーダーを任せられたことがあります。お客さまの要求仕様をまとめて、設計書にするだけで1年がかりという大規模なものです。

次ページ「真剣に考えたか?」
キャリア・教育の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 本当に強い大学
  • 西村直人の乗り物見聞録
  • 日本野球の今そこにある危機
  • 実践!伝わる英語トレーニング
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
半導体狂騒曲<br>黒子から主役へ

情報通信に欠かすことのできない半導体。可能性は広がる一方、巨額のマネーゲームの様相も強まっています。国の命運をも左右し始めている激動の業界。日本と世界で今何が起こり、どこに向かおうとしているのかに迫ります。

東洋経済education×ICT