「世界が狭いのでは」という不安
気づけば、学生時代の友人や退職した元社内の友人と疎遠になっている――。「社会人になって、自分はたくさんのものを失ってしまったのでは」などと感じたことのある人も少なくないのではないでしょうか。
仕事だけでなく、プライベートでも社内の人と過ごすことが増え、わかり合えるし楽しいのだけれども、「世界が狭いのではないか」と不安になる。社外の知人が多い人と会話すると焦りは募るばかり。今のままでもいいのではないか、いやダメだ、という気持ちは繰り返し起こって、最後は自分を責めてしまう……。私にもその気持ち、すごくよくわかります。
まず、あなたは情けなくなんかないですよ! 「狭い世界にいるのではないか」と現状に危機感を抱いているだけでもすばらしいと思います。エスタブリッシュな企業に勤めていたり、大きな金額・ビジネスを動かしている人の、「自分が世界を動かしている」的な勘違い発言や、「自分のいる世界だけで十分広い」「優秀な人の密度が高いからココだけでも成長できる」と思っているなと感じる言動など、時に見聞きすることがありますよね。「今で十分」と本気で思ってしまうのは、人の成長を止める原因のひとつになりかねません。
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