「人脈が広い人」と「ない人」は何が違うのか

30代になってふと気づく「狭さ」

自分らしく社外人脈をつくり、仕事に役立てていくにはどうすればいいでしょうか(写真 : IYO / PIXTA)
結婚・出産で大きく変化する女子の人生は、右にも左にも選択肢だらけ。20代はもちろん、30代になっても迷いは増すばかり。いったいどの道を選べば幸せに近づけるのか? 元リクルート“最強の母”堂薗稚子さんがお答えします。
※お悩み相談はこちらのアドレス(onnaーsodan@toyokeizai.co.jp)まで

 

【ご相談】
30代女性です。ふと社外の知り合い、社外人脈といえるものがほとんどないことに気づきました。社内の同僚や上司と仕事を完結させることが多く、焦りを感じます。
思い切って、社外の講演会などにも行ってみたのですが、アグレッシブに講師に話しかけ、名刺交換する人たちに圧倒されてしまい……。異業種交流会なども気後れするのが目に見えていて、参加しようと申し込んでも、言い訳を見つけてドタキャンしてしまう自分がいます。情けないです。どんどん前に出ていくタイプではない私が、自分らしく社外人脈をつくり、これからの仕事に役立てていくには、どうしたらよいでしょうか。

「世界が狭いのでは」という不安

この連載の過去記事はこちら

気づけば、学生時代の友人や退職した元社内の友人と疎遠になっている――。「社会人になって、自分はたくさんのものを失ってしまったのでは」などと感じたことのある人も少なくないのではないでしょうか。

仕事だけでなく、プライベートでも社内の人と過ごすことが増え、わかり合えるし楽しいのだけれども、「世界が狭いのではないか」と不安になる。社外の知人が多い人と会話すると焦りは募るばかり。今のままでもいいのではないか、いやダメだ、という気持ちは繰り返し起こって、最後は自分を責めてしまう……。私にもその気持ち、すごくよくわかります。

まず、あなたは情けなくなんかないですよ! 「狭い世界にいるのではないか」と現状に危機感を抱いているだけでもすばらしいと思います。エスタブリッシュな企業に勤めていたり、大きな金額・ビジネスを動かしている人の、「自分が世界を動かしている」的な勘違い発言や、「自分のいる世界だけで十分広い」「優秀な人の密度が高いからココだけでも成長できる」と思っているなと感じる言動など、時に見聞きすることがありますよね。「今で十分」と本気で思ってしまうのは、人の成長を止める原因のひとつになりかねません。

次ページなぜ「社外人脈」をつくるのか、目的から考える
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