仕事で評価されない人はミスの対処を知らない 18コに分けられた要因をつかめば挽回できる

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このように、起こしてしまったミスや失敗の原因を一つひとつ分析し、蓄積していくことで、

自分はどんなジャンルのミスを起こしやすいのか
そのジャンルのミスに対する、効果的な対策と意味のない対策

を知ることができます。

だから、失敗した人こそ重宝される

自分の傾向を知れば、今度は失敗やミスを起こしてしまう前の対策ができるでしょう。

『ミスしても評価が高い人は、何をしているのか?』(日経BP)書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

私の例でいえば、次に新しい装置をつくるときには、つい焦ってテスト工程を飛ばしがちな自分に、歯止めをかけることができます。あるいは、その装置の製造にかかる時間を、より正確に見積もることができるでしょう。

ミスに対する効果的な対策・意味のない対策がわかれば、類似のミスや失敗に対しても効果的な手を打てるようになりますし、なによりそれをチームで共有したり、後輩に伝えたりできれば、あなたの周囲から同様の失敗やミスを撲滅することにつながります。

この積み重ねこそが、ビジネスにおける「経験知」。失敗した分だけ、成長しているということに、ほかならないのです。

飯野 謙次 スタンフォード大学工学博士/失敗学会副会長

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いいの けんじ / Kenji Iino

1959年大阪市生まれ、2歳の時に家族でオーストラリアに渡り、5年過ごす。日本に帰ってからは高校を卒業するまで三重県で暮らし、大学進学とともに家族で東京に移転。大学院を修了すると、ゼネラル・エレクトリック(GE)社入社。半年間スイスでの現場研修を経てカリフォルニア州サンノゼ市に単身で渡る。GEで4年間勤めた後、退職。スタンフォード大学の米国エネルギー省奨学生となって3年半で機械工学および情報工学博士号取得。複数の現地企業で勤めた後、サイドローズエルピー設立。現在もゼネラルパートナーを務める。アメリカで25年在住後、東京に帰国。2002年の NPO失敗学会設立で活躍、現在副会長・事務局長として運営に当たる。2010年より複数の大学院で創造設計、論文執筆、発表用英語を教える。2009年より東京大学工学部技術系職員、2019年より同大学環境安全研究センター特任研究員を務める。2024年に合同会社いいのや開発を設立、代表社員となる。

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