仕事で評価されない人はミスの対処を知らない 18コに分けられた要因をつかめば挽回できる
今、「起こしてしまったミスや失敗の原因を客観的に分析し、2度と繰り返せないレベルで克服している」と書きました。
世の中の、全失敗・全ミスの原因はこれだ!
実際にこれを実行するのは非常に難しい、というのは、言うまでもないことでしょう。
まず、いくら処理を終えたとはいえ、ミスや失敗はイヤな出来事です。振り返ろうとすれば、付随する感情もよみがえり、
「あのとき、あの人がこんなことをしたせいで!」
「まさか、あんな重要なことを見落としてしまったなんて……」
など、怒りや後悔などにさいなまれてしまうかもしれません。その状態ではミスや失敗と正しく向き合うことができないため、着眼点が偏ったり、結果論に基づいた分析ともなりがちです。
ですからここでは、「ミスや失敗の客観的な分析」を仕組み化して、克服すべき原因を簡単に明らかにできるツールをご紹介しましょう。「個人の失敗原因まんだら」です。
(編集部註:外部配信先では図を全部閲覧できない場合があるので、その際は東洋経済オンライン内でお読みください)
この図は、地球上のどこかで起こった事故や不祥事の情報を収集し、なぜその事故が起こったのか、大きな事故の裏に隠された真の要因は何か、繰り返さないためにはどうしたらいいのかを検証し、情報として蓄積している「失敗知識データベース」で収集した事例をまとめてつくられたまんだら図をベースにしています。
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