顔ハメ&イルミが楽しめる那須りんどう湖の進化 プロジェクションマッピングで自分の顔投影
夜の牧場に、流れ出すジングルベル。広場にある教会風の建物に、クリスマスツリーが浮かび上がる。そしてそこにサンタ姿の人が次々に登場し、楽しげに踊りながらジングルベルを歌い始める……。
実はこれ、プロジェクションマッピングの技術を利用したもの。サンタ姿の人物の顔はすべて来園者の顔になっている。事前に撮影した来園者の顔写真を合成した、いわば「顔ハメプロジェクションマッピング」になっている。来園した人たちが、クリスマスイベントに気軽に参加できるように、顔ハメパネルの応用技術が利用されているのだ。
この顔ハメはスイス・チューリヒの「シンギング・クリスマスツリー」に着想を得たものだ。「シンギング・クリスマスツリー」とは毎年クリスマス時期に、広場に設置されたクリスマスツリー型の舞台で、子どもたちが赤い服を着てクリスマスソングを合唱するスイスで人気のイベントだ。
プロジェクションマッピング顔ハメの凄さ!
栃木県那須町にある「那須りんどう湖レイクビュー」では、進化系顔ハメの技術で、来園者があたかも合唱団の一員となって、スイスの広場でジングルベルを合唱するような疑似体験ができてしまうわけだ。
なぜこのような「顔ハメプロジェクションマッピング」を思いついたのか? 那須りんどう湖レイクビューの杉本芳光総支配人はこう語る。
「スイス風の建物があるので、シンギング・クリスマスツリーを参加型にしようと思いました。ツリー型の建物を生かしてフェスタ・ルーチェの技術でやってみることになりました」
この取り組みは、「“光”と“水”のスイスなフェスティバル フェスタ・ルーチェin那須りんどう湖レイクビュー」の一環だ。
「本当のクリスマスに出逢う場所」をモットーとして、園内をイルミネーションと光・映像であたかも「スイスのクリスマス」のように演出するのだ。
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