「3時間睡眠でも毎日元気な人」の超簡単な習慣 取り除くべきは体の疲労よりも脳疲労だった
パソコンやスマホを長時間見続けた場合、疲れるのは目だけではありません。3時間以上ブルーライトを続けて浴びた後は、光による刺激を受け続けた視神経、そして脳までが疲れています。
疲労していると同時に、この状態では視神経と脳は興奮しきってもいます。もしもこの状態のままベッドに入っても、神経が落ち着いてリラックスしてくれるまでには相当な時間がかかります。よく、夜寝る前にスマホを見たり、パソコン作業をしたりするのを避けたほうがいいといわれる理由の1つはこのためです。
といっても、デスクワーク中心の仕事をしている人は、どうしても毎日数時間はパソコンで作業をせざるをえません。そこで、たまった眼精疲労を上手に取り除く方法をお伝えしましょう。
眼精疲労を回復させる2つの方法
たまった眼精疲労を回復させるには、目の血流を改善することがポイント。そのためには、「温める」ことと「ツボをマッサージする」という2つの手段が有効です。
まずは、1つ目の、目を温める方法から紹介しましょう。
目を温めることは、最近ではリラクゼーションの手法として浸透してきています。使い捨てのホットアイマスクが薬局やコンビニで手軽に買えるようになりましたから、使ったことがある人は多いでしょう。
市販のホットアイマスクも便利でいいのですが、ここでは、厚手のフェイスタオルで蒸しタオルをつくる方法をおすすめします。
濡らして絞ったタオルを電子レンジで1分ほど加熱すれば、蒸しタオルは簡単につくれます。なお、蒸しタオルはビニール袋に入れると、服の上からでも濡れることを気にせず温められます(加熱しすぎてやけどをしないようにご注意を)。
これを使って、まず温めるのは、目ではなく、“後頭部の髪の生え際”です。ここには「風池」という目の疲れに効くツボ、「安眠」というその名のとおり眠りにつきやすくなるツボがあります。この部分を温めると、思わず「ほっ」と息が漏れるくらい気持ちがいいと思います。自然に呼吸が深くなり、全身がリラックスしていくのが感じられるでしょう。
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