うっかり相手をイラつかせる人の「残念な一言」 「案外」「意外と」を連発していませんか?
目上の人に使える褒め言葉としては、以下を覚えておくと便利でしょう。
・感服いたしました
・思わずメモを取りました(講演を聴いた後など)
・つい立ち止まって拝見してしまいました(写真・絵画など)
・思わず見入ってしまいました
・涙が出てきてしまいました
・お似合いですね(洋服など)
・もっとお話をお伺いしたいです
・そういう経験をされた方は少ないのではないでしょうか
このように、目上の方に感想を述べるときには、「~してしまいました」という表現は使いやすいものです。自分の反応を伝えることで、自然に相手を持ち上げることができます。
「参考になります」と言っていませんか?
へりくだった言い方のつもりなのに、実はそうでもないものはほかにもあります。人から何かを教えてもらったときや、情報をもらったときの「参考になります」というのが、その1つ。
「参考にするだけで取り入れるかどうかはわかりません」
という意味になり、失礼な物言いにあたります。
そんなときは「勉強になります」と言い換えましょう。相手に気持ちよく通じ、またあなたに教えてあげたいという気にもなるでしょう。
「貴重なご意見ありがとうございました」という言葉にも注意が必要です。「意見として聞くだけ聞いておこう」としか伝わらない場合があります。場合によっては厚意をはねのけたように映るかもしれません。
「ご教示いただき、ありがとうございました」ならば、教えをいただいたことに感謝していることが伝わります。のちに、たとえもらった意見とは異なる選択をしたとしても、相手は気に留めないでしょう。
実は失礼になっている言葉は、ほかにもあります。
→
〇おっしゃるとおりです
〇確かにそうですね
→
〇お世話になっております
→
〇お供させていただきます
ちょっとした言い方で、相手との信頼関係を損ねてしまうのは本当に残念なことです。相手とよりよい関係を築くために、ぜひ普段の言い方をチェックしてみてください。
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