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うっかり相手をイラつかせる人の「残念な一言」 「案外」「意外と」を連発していませんか?

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  • 矢野 香 国立大学法人長崎大学准教授・スピーチコンサルタント
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目上の人に使える褒め言葉としては、以下を覚えておくと便利でしょう。

・感銘を受けました
・感服いたしました
・思わずメモを取りました(講演を聴いた後など)
・つい立ち止まって拝見してしまいました(写真・絵画など)
・思わず見入ってしまいました
・涙が出てきてしまいました
・お似合いですね(洋服など)
・もっとお話をお伺いしたいです
・そういう経験をされた方は少ないのではないでしょうか

このように、目上の方に感想を述べるときには、「~してしまいました」という表現は使いやすいものです。自分の反応を伝えることで、自然に相手を持ち上げることができます。

「参考になります」と言っていませんか?

へりくだった言い方のつもりなのに、実はそうでもないものはほかにもあります。人から何かを教えてもらったときや、情報をもらったときの「参考になります」というのが、その1つ。

「参考にするだけで取り入れるかどうかはわかりません」

という意味になり、失礼な物言いにあたります。

そんなときは「勉強になります」と言い換えましょう。相手に気持ちよく通じ、またあなたに教えてあげたいという気にもなるでしょう。

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「貴重なご意見ありがとうございました」という言葉にも注意が必要です。「意見として聞くだけ聞いておこう」としか伝わらない場合があります。場合によっては厚意をはねのけたように映るかもしれません。

「ご教示いただき、ありがとうございました」ならば、教えをいただいたことに感謝していることが伝わります。のちに、たとえもらった意見とは異なる選択をしたとしても、相手は気に留めないでしょう。

実は失礼になっている言葉は、ほかにもあります。

×なるほど

〇おっしゃるとおりです
〇確かにそうですね
×お世話様です

〇お世話になっております
×ご一緒します

〇お供させていただきます

ちょっとした言い方で、相手との信頼関係を損ねてしまうのは本当に残念なことです。相手とよりよい関係を築くために、ぜひ普段の言い方をチェックしてみてください。

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