33歳「幼児残し修行に出た夫」と決別した妻の今

会社同僚夫が「ワインを水に…」のスピ傾倒

1歳児と妻を残し、強引にインド修行に出た夫に、妻は…(写真:sims7501986 / PIXTA)
夫婦のうち3組に1組が離婚する日本。離婚自体は珍しいことではなくなったが、子どもがいる夫婦となるとさらに問題は入り組んでくる。親権、養育費、生活費、面会交流、再婚――。この連載では離婚親の現実に迫る。

「夫は長い間、コンプレックスを持っていたんだと思います。自分が“何者にもなれないんじゃないか”ということへの劣等感。その焦りが、スピリチュアルに駆り立てたんじゃないかな、と今では思いますね」

そう話すのは、西東京市に住む山村やよいさん(33歳、仮名)。終始淡々とした語り口で、感情的になる様子はいっさいない。山村さんは2016年、結婚後約5年で離婚。2歳の子を抱えて離婚するまでの経緯、そして現在の生活を聞いた。

気になった、金遣いの荒さ

波多野友子さんによる連載、1回目です

やよいさんが夫と出会ったのは大学4年生、大手人材サービス会社の内定者研修だった。

「内定者同士で連絡先の交換をしたんですけど、2回目の研修後すぐに夫から連絡が来て『付き合ってほしい』と告白されました。当時私には7年間付き合ってた人がいたんですけど、押しの強さにOKしてしまいましたね」

交際当初は、大きな問題もなくうまくいっていた。ただ、やよいさんが唯一気になったのが金遣いの荒さだ。九州男児の夫は大酒飲みで、酒席の代金は人の分まで平気で支払ってしまう。

次ページ引越し代はすべてやよいさんが負担、さらに…
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