結婚23年、46歳で別れた妻が呆れた夫の超怠惰

仕事も探さずゲーム三昧、あげく狂言自殺も

長く耐えた彼女がどうしても許せなかったこととは?(筆者撮影)
単純計算すると3組に1組の夫婦が離婚している日本。そこに至るまでの理由は多種多様だ。そもそも1組の男女が、どこでどうすれ違い、別れを選んだのか。それを選択した一人ひとりの人生をピックアップする本連載の第13回。

夫は働かない『だめんず』で有名だった

佐藤玲子さん(51歳、仮名)は、23歳で結婚して、46歳で離婚、23年間の結婚生活に終止符を打った。

「私って、昔からいわゆる『だめんず』がタイプなんです。夫も典型的にそのタイプです。いわゆるヒモになるってやつですね。周りからずっと、『いつ離婚するんだ?』と言われていました。働かない旦那で有名だったんです。そのせいで、ひどい目に遭ってしまいました」

そう言って、玲子さんはうなだれて肩を落とした。

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夫の浩二さん(51歳、仮名)は、高校時代の同級生で、図書委員をしていたときに知り合った。

図書室に入り浸る浩二さんのミステリアスな雰囲気にひかれ、交際が始まった。その後、玲子さんは地元の短大へ、浩二さんも大学に進学し、23歳で結婚、まもなく娘が生まれた。

浩二さんは、地元の飲食店で店長として働き、玲子さんはパートに出る生活となった。

「夫の勤めていた会社はいわゆるブラック企業でした。夫の当時の手取り月収は、16万円。朝7時から夜中の2時まで休みなく働いていましたね。いくら地方都市といえども、生活は火の車でした。子供はまだ小さかったですが、私もパートで働くことになったんです」

玲子さんは、まだ小さい娘を親に預けて地元のスーパーで働き、何とかギリギリの家計を回していた。

しかし、ある日、浩二さんは会社から金庫のお金を持ち逃げしたという疑惑をかけられ、懲戒解雇されてしまう。どうやら部下が横領していたようで、その責任を取って自分がやったと上司に言い張ったのだという。

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