猪瀬知事騒動と、警察組織の腐敗を斬る! グローバルエリートが年末に世直し!?

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ケース6.杉並警察署のやる気の無さを目撃しました

三鷹ストーカー殺人事件の記事を拝読し、警察の対応について、当事者ではないですがメールいたします。

最近、杉並警察署で警察のやる気のなさをかいま見る出来事がありました。先月、同署で免許の手続きをしていた時、隣でおじいさんと署員が話しているのが聞こえてきました。
断片的な会話から察するに、どうやらおじいさんの息子さんが、おじいさんを脅したようでした。

署員は「息子さんには、ここに来てもらって『もうしません』っていう念書を書いてもらったから」と言っていました。おじいさんは「木刀を持ち出すんだよ…」と言って、かなり不安そうな様子でしたが、署員は「念書にサインももらったから、大丈夫」と繰り返すばかりでした。

「サインしたから大丈夫」って…ちょっと楽観的すぎるのでは?と思わずにいられませんでした。もし息子が逆上して、おじいさんに何かあったら、取り返しがつかないのに…と。
詳しい事情も知らずに言えないかもしれませんが、少なくともその署員からは危機感とか、何とかしなくちゃという姿勢は感じ取れなかったです。

結局、警察は脅しには「警告」すれば任務終了とでも思っているんでしょうか…。本当に歯がゆいです。

グローバル・エリートからの解説:そもそも警察官に適していない人が多すぎる?

この案件は、前出の「被害者が全身打撲と頭部内出血でも警察が何も動いてくれなかった」事例と共通しており、木刀で息子から撲殺される恐怖におびえる年老いた市民に対し、市民の安全を守るため武器と報酬を得ている警察がしてくれたことが「念書にサインを書いてもらう」こととは、驚きたいところだがもはや、所詮警察がやることってその程度、といったあきらめの境地に達してしまわないだろうか。

市民から尊敬と信頼を取り戻すために警察が変わらなければならないことは多いが、それには民間企業が変革するときに行うのと同様、トップや責任者を一新して、不適格な警察を大幅にリストラしてそもそも警官としての責任感と使命感と適性のある人に警察という役割を任せなければならないだろう。

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