「名前」をなかなか覚えられない人へ記憶のコツ

特殊能力は必要なし!訓練で身につける方法

写真の女性は、「佐藤」さんです。

まずは、この人の印象を一言で表します。「歯が白い」「髪型に清潔感がある」「知り合いの○○さんに似ている」など、何でも構いません。

これらの中から、タグにするものを1つ選び出します。ポイントは、「もう一度この人に会ったとき、選んだタグと同じダグを付けるであろうものを選ぶ」ことです。ここでは、「歯が白い」を選択したとします。

「こじつけ力」が必要

【ステップ2】 ストーリー法を使ってタグと名前を結び付ける

ステップ2では、ステップ1で選んだタグと名前を結び付けるのですが、このときストーリー法というものを使います。

連想ゲームの要領で、「歯が白い」から始まって、「歯が白いと言えば○○」「○○と言えば××」「××と言えば『佐藤』」と、名前がゴールになるように考えていきます。

例えば、こんな感じです。

「歯が白い」
  ↓
「歯が白いのだから、虫歯ゼロ」
  ↓
「虫歯ゼロだから、砂糖を食べない」
  ↓
「佐藤さん!」

スタートからゴールまで一本道でたどれるならば、どんな連想をしても構いません。

余計覚えにくいのではないかと感じるかもしれませんが、ただやみくもに、「佐藤さん、佐藤さん、佐藤さん……」と頭の中で唱え続けるよりもはるかにしっかりと覚えることができます。私たちの脳には「思い出」や「理由」がある事柄をしっかりと覚える性質があるのです。

顔の印象をタグにして名前と無理やり結び付ける「こじつけ力」が、顔と名前を覚えるときに必要な能力となります。

次ページいよいよ最後、ステップ3は?
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