前回“TED”についての記事を書きました。
この“TED”という言葉。3つの言葉の頭文字です。どんな言葉の頭文字か、おわかりになりますか?
EとDとは?
“T”は、多くの方が正答されると思います。Technology(テクノロジー)です。では、“E”と“D”は何でしょう?
“E”は、Entertainment(エンターテインメント)。“D”は、Design(デザイン)です。
何も知らなければ、“E”はEducation(教育)、“D”はDevelopment(成長)などと思ってしまいそうです。日本人は学校を卒業しても何かに縛られたがるようです。何か枠組みに乗っかって、自分の正当性を示そうとするのかもしれません。エンターテインメントは休日の遊びでやるもの。デザインも本筋とは関係のない、遊びなもの、そう思っているかもしれません。
そして、日本は「技術」は大切にしますが、それ以外のところはおろそかにしがちです。スティーブ・ジョブズがデザインにこだわったのとは対照的ですね。
しかし、人を巻き込みムーブメントを起こすためには、エンターテインメントやデザインが必要です。なぜならば、エンターテインメントやデザインは、心の底からの体験や体感を呼び起こすからです。
今の日本では、デザインは二の次になっているようです。おそらく、誰にでもわかるデザインを考えるとか、皆が楽しめるエンターテインメント要素というのは、島国の日本人には苦手なのだと思います。
しかし、グローバルで見ると、必要です。他国に伝わるように伝えないと意味がないからです。そのような意味で、今は猿マネかもしれない。けれど、TEDの手法を取り入れてみたらいかがでしょう?
無料会員登録はこちら
ログインはこちら