モノづくりギーク野郎の集まりです
仲:一風変わったオフィスですね。サンドバックもある!
杉江:学生時代、ボクシング部だったんですよ。空手をやっていたメンバーも何人かいるので、ストレス解消に置いてます。でも意外と安くて、1万円くらいです。うちの会社は男所帯ですね。部屋、臭くないですか?
仲:全然、臭くないですよ(笑)。創業メンバーは日産出身の杉江さんのほかに、ソニーやオリンパスなどの大手メーカーの出身者が多いですよね。どうやってお互い知り合ったんですか?
杉江:中学校の友だちつながりですよ。彼の大学の友達とか。ずっと仲良くて、会社はバラバラだけどなにかを作るのがみんな好き。まあモノづくりギークの集まりですよね。あ、あとサンドバックあるけど、全然、体育会系っぽくはないです。
仲:ハハハ、今回はモノづくりということで、楽しみにしていました。ではさっそくWHILLのサービスと杉江さんについて教えていただけますか?
杉江:はい、「すべての人の移動を楽しくスマートにする」ということをミッションに、パーソナルモビリティを作っています。今は『WHILL』の量産モデルを開発している段階です。アメリカからのコンタクトが多かった、あとはユーザー(マーケット)がそもそも多いので、アメリカでまず販売する計画で進めています。開発に関しては日本のクオリティが高くて、コストもアメリカに比べて安いので、最初のロット制作は日本で、販売はアメリカで行います。
僕自身は、もともと日産自動車のテクニカルセンターというところにいて、車のデザイン開発に携わっていました。そのあと日産自動車を辞めて、3年間海外を転々としました。最初は中国で日本語の教師を1年していました。
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