”社長顔出し”会社は株価が上がる? 投資家は企業HPのここを見るべし

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グローバル社会が進んでいる中、日本人のプレゼン力も問われている。話し方、語学力はもちろんのこと、大型書店では男性の“見た目”に関する本が平積みされ、「男は中身で勝負!」「話せばわかる」といった時代は過去のものとなり、言語を超えた表現手段も求められてきている。本連載では、海外ファッションショーで活躍する美容室から、今、日本人にどのような意識が必要なのかを伝える。

すべてはこの1枚の写真から始まりました。これはある会社のあるチームの写真です。皆様は、この写真を見て、彼らが何の業種のどのようなサービスをしていると思いますか?

答えは、投信会社。レオス・キャピタルワークス株式会社という会社のチーム写真です。証明写真のように同じポーズで収まっている写真とは違い、それぞれの個性が十分に出ており、それぞれに醸しだす雰囲気があり、なんとも…カッコイイです!!

この遊び心ある写真は、レオス・キャピタルワークスのFacebookページのテーマとして見ることができます。こだわり抜いた写真を使うレオス・キャピタルワークスのセンスには驚きました。そして、彼らがなぜこのように写真にこだわっているか……。そこには大きな秘密があったのです。

”隠す”よりも”明らかにする”ことが支持される時代

今回はあるデータをお見せしたいと思います。このデータは、多くの会社にとって“笑えない”データになるかもしれません。皆様は、グローバルリーダーの”装い”として始めたこの連載を、皆様は本当に”装い”を特集する記事だとお思いでしょう。

しかし、何度でもお伝えしたいのは、小手先の”装い”の技術は“表面”でしかないということです。大型書店に行けば男性の装いに関する本が平積みされているように、細かい合わせ技やスーツの選び方であればいくらでも情報が出ています。それにもかかわらず、多くの日本人が変われないのはなぜでしょう?

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