ゆとり教育を生んだ“環境”とは?

【特別対談】岩崎夏海×太田彩子(3)

 チームを強くするためのヒントをユニークな視点でお届けする「こちら営業部女子課」。作家の岩崎夏海さんをお招きして、ヘヤカツ(部屋活)の切り口でお話いただくのも今回が最後。今回は仕事論や人生論にまで適用できる、示唆に飛んだ話題で盛り上がりました。
今回は、ビジネス書の間違った読み方や教育論へと話が展開。収録場所は、この9月オープンしたばかりの個性派書店・天狼院書店です。

対談第一回目 「美人でモテない」女性と「オフィス」の共通点 はこちら

対談第二回目 人脈を作る近道は「名刺を正しく捨てる」こと? はこちら

伸びるのは素直な人材

岩崎:ビジネス本を読んでも、本のとおりにはうまくいかない人が多いですよね。あれもヘヤカツの発想と同じで、詰まりをなくして流れを作ってやると、うまくいくようになるのです。

太田:どういうことですか?

岩崎:よく本を読んでいる人は、得てして書いてあることに疑いの目を持ってしまうんですよね。こういう読み方を「クリティカルリーディング」と言うのですが、世の中にクリティカルリーディングほど害の多いものはない、と僕は思っています。

太田:批判的に読むと、どうしていけないのでしょう?

岩崎:批判的に読むと、どうしても理解の流れに「詰まり」が生じるのです。だから、本に書いてある内容も素直に頭に入ってこない。だけど、これは部屋も一緒なのですが、物事がうまくいかない理由は、たいてい流れが詰まっていることが原因なのです。だから、クリティカルリーディングをやめ、「詰まり」を取り除いてやれば、理解度は大幅にアップするはずです。

太田:「詰まり」をなくせば、脳の吸収もよくなるということですね。人材育成もまったく同じですよ。いちばん伸びるのは素直な人。これは間違いないです。

岩崎:実は、人を素直にさせる究極の方法があるんですよ。

太田:ぜひ教えてください!

次ページその究極の方法とは?
キャリア・教育の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • コロナ後を生き抜く
  • 小室淑恵 「覚悟の働き方改革」
  • 若者のための経済学
  • 晩婚さんいらっしゃい!
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
悪用された「ドコモ口座」<br>セキュリティーに3つの問題

「ドコモ口座」を使った預金の不正引き出し事件。背景としては、回線契約がなくても口座が使える「ドコモ口座」自体と、安全性の脆弱なシステムで口座接続していた銀行側の双方に問題がありました。情報漏洩の経路も不明で、今後の対応が問われています。

東洋経済education×ICT