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伸びるのは素直な人材
岩崎:ビジネス本を読んでも、本のとおりにはうまくいかない人が多いですよね。あれもヘヤカツの発想と同じで、詰まりをなくして流れを作ってやると、うまくいくようになるのです。
太田:どういうことですか?
岩崎:よく本を読んでいる人は、得てして書いてあることに疑いの目を持ってしまうんですよね。こういう読み方を「クリティカルリーディング」と言うのですが、世の中にクリティカルリーディングほど害の多いものはない、と僕は思っています。
太田:批判的に読むと、どうしていけないのでしょう?
岩崎:批判的に読むと、どうしても理解の流れに「詰まり」が生じるのです。だから、本に書いてある内容も素直に頭に入ってこない。だけど、これは部屋も一緒なのですが、物事がうまくいかない理由は、たいてい流れが詰まっていることが原因なのです。だから、クリティカルリーディングをやめ、「詰まり」を取り除いてやれば、理解度は大幅にアップするはずです。
太田:「詰まり」をなくせば、脳の吸収もよくなるということですね。人材育成もまったく同じですよ。いちばん伸びるのは素直な人。これは間違いないです。
岩崎:実は、人を素直にさせる究極の方法があるんですよ。
太田:ぜひ教えてください!
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