残念無念……でありますが、広島カープの日本一はかなわず。
「福岡市は史上最強の都市」なんて、言っているうちに、本当にその福岡にやられてしまったというテイタラク。うーん、やっぱり福岡にはかなわないのか……。
と愚痴っているうちに注目のアメリカ中間選挙が終わりました。細かい話については私がどうこう言うよりも一緒に連載させて頂いている吉崎達彦さん(双日総研チーフエコノミスト)のHP(かんべえの不規則発言)が素晴らしいので、こちらをご覧ください。
「トランプ大統領再選」の可能性は十分ある
まあ、予想通りだったわけですが、アメリカにいる私から見ると、「日本の報道が全く頓珍漢だった」ということに尽きると思います。「民主党の左派が強烈な支持を得ている」とか「盛り上がっている」と書いていた在米政治評論家とかがおられましたが、そんなことは全くない。
アメリカにいたらすぐわかりそうなもんですが、どうしてそういう報道になってしまうのか、意味がわかりません。一応それなりに民主党が頑張ったことは確かですが、いわゆる左派といわれる候補は、かなり負けています。
結果的にドナルド・トランプ大統領としては被害が最小限に抑えられたことで、いよいよ共和党はトランプについていくしかなくなってきました。その意味ではこの選挙はトランプの勝ち、と言っていいと思います。
少なくともトランプ以外が次の大統領選挙に立候補することは今の共和党においては非常に難しいことになり、このままトランプ路線を追認するしかありません。
一方の民主党にしても、「じゃあ、実際誰が大統領候補になるのか?」という点では甚だ頼りない。このまま行くとトランプに2期目を許す可能性は非常に高いと思います。突然誰か出て来る、というのもよくある話ではありますが、例えば、今のところ名前が出ているエリザベス・ウォーレン(マサチューセッツ州上院議員)やバーニー・サンダース(バーモント州上院議員)等ではどうにも勝負にならないでしょう。ミシェル・オバマが出てくれば勝つ可能性は十分にありますが、そうもいかないでしょうね。
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